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このコーナーでは子供たちのサッカーに関して保護者の方、学校の先生、プロのコーチからお父さんコーチまで、皆様からのお問い合わせや、質問、そしてトピックス等を交え、ジェイルーツメソッドの一部を紹介しながら掲載いたします。

第4回 子供ってすごい。 ジェイルーツチャレンジの一場面から・・・

指導の現場に立っていると日々このような気持ちになります。上手とか上手くできないとか関係なく、いろんな場面で感心・感激・感動させられます。

2004年最後のジェイルーツチャレンジは沖縄県・伊江村にて開催されました。
今回のプログラムは国内の中でもかなり高度な要求をされる内容でしたが、参加者全員が無事に全てを修了することが出来ました。

今回は伊江島の島民の子供たちとの交流もありました。島の子供達は元気でとても活発な子供が多かったです。何の手も加えられていない大自然に囲まれた環境は、そこにいるだけでも生きる力がわいてきます。

島の子供の一人にとても元気な子供がいました。年は10歳ですが、サッカーコートの中にいるだけでその存在感をかもし出しています。

言葉で表現することがとても難しいのですが、「体に力がひしめいている」とでもいうのでしょうか。

よく聞くと、この年齢にして島で盛んな相撲の小学生チャンピオンということでした。

最後の交流バーベキューを終えた後、子供たち同士が東京・伊江島に別れ、相撲大会が始まりました。東京の子供たちもかなりの活躍をみせました。最後にはこの子島の子がチャンピオンになりました。そこで、Jrootsのコーチングスタッフと相撲をとってもらいました。2人のコーチが対戦したのですが、持ち上げてしまえば簡単に持ち上がるような身長だったのですが、がっぷり組んだ状態で最後まで動かすことは出来ませんでした。

ご両親にもお話を聞くことが出来ました。兄弟も多い、親も仕事がある、いい距離をとりながらもほとんど放任とおっしゃっていました。島の方の多くは皆このようなことをおっしゃっていました。子供は子供なりに考える力がある、それを親が閉ざす状態を作ってはいけないですよね、と。

最後は我々の船が出港する港まで見送りにも来てくれました。

今回のお話は違った形でいくつかのトピックスを紹介したいと思います。すごい子供の周りには素晴らしい環境がある、ということを実感しました。

2005年も多くの子供たちとの出会いを楽しみに、活動していきたいと思います。

by Jroots

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